○「ユニバーシティ?ハウス構想」に基づく学生寄宿舎の整備について
本学は、今後の学生寄宿舎のあり方として「高度の知的交流の機会」と「質の高い生活環境」を提供する機能を持ち、東北大学を訪問する国内外からの研究者及び東北大学の研究者?大学院学生?学部学生?留学生が利用できるような施設「ユニバーシティ?ハウス」の構想を推進することを、平成12年の評議会で了承しています(「学生協だより」No.13:参照)。
この構想に基づいて現在、PFI事業(※)による学生寄宿舎施設整備を進めており、平成19年度に「ユニバーシティ?ハウス三条」(仮称)として計416名の男?女学生(大学院学生?学部学生?留学生)の入寮が始まる予定です。
この新学生寄宿舎の基本コンセプトは、国際感覚の研鑽と異文化理解を深める、独立したユニットで協調性?社交性を涵養する、セキュリティに配慮した安心?安全な環境を整える、新生活が直ちにスタートできる質の高い生活環境を提供する、入居者のニーズに応じたサービスを提供する、夏期休暇中の短期利用施設として活用する、等です。
このように、今後の東北大学の学生寄宿舎は、国際化やバリアフリー、ジェンダーフリーにも対応した「ユニバーシティ?ハウス構想」の考え方を基本に整備していく予定です。
現在、日就寮から、外国人留学生の入寮について要望が寄せられていますが、本学としては、国際交流に配慮しつつ、増加する留学生?女子学生への対応、さらに学寮施設の管理(者)責任を果たすうえでの、安全性の確認、設備の改修、運営形態等、所要の条件整備を上述の「ユニバーシティ?ハウス構想」に沿って対応したいと考えています。
(※)PFI事業とは、民間資金等を活用して公共施設等の整備を行うもので、事業コストの削減やより質の高いサービスの提供が可能となります。
○(三条)学生寄宿舎整備事業について
三条地区に予定されているPFI事業による学生寄宿舎整備事業について、1月7日付けで鴻池組を代表企業とするグループが落札者と決定しました。(http://www.bureau.tohoku.ac.jp/sisetubu/pfi.html参照)
今後のスケジュール及び施設等の構成については、次のとおりとなっています。