2025年 | ニュース
APC(論文掲載料)支援事業利用者インタビューを公開しました
東北大学附属図書館では、APC(論文掲載料)支援事業を利用して論文をオープンアクセス(OA)にされた、李弘毅先生(金属材料研究所)と大森仁先生(情報科学研究科)に、事業を利用した経緯や利用しての感想をお伺いしました。
この支援事業は本学の研究成果発信力強化及び若手研究者支援のため、国際的な学術ジャーナルに投稿される論文のオープンアクセス化にかかる経費を支援するものです。
インタビューでは、論文をオープンアクセス化することによる効果として、ダウンロード数の増加や、産学連携における学外研究者や海外の研究者への成果の共有のしやすさ、海外では一般的となっているオープンアクセス環境を本学でも実現できたことなど、支援事業を有効に活用されている状況をお伝えします。
また、知識をより平等かつ公平に、誰でも見られるようにするオープンアクセスの重要性や、本学がその経費を支援することで研究者の負担なくオープンアクセス化できるのこの事業の価値について、図書館側が想像した以上の深い見解が示されました。
2025年度新規公募分から、公的資金による研究成果のOAの義務化が始まります。附属図書館では今後も、本学のオープンアクセスをさらに推進していく方針です。
問い合わせ先
附属図書館情報管理課オープンアクセス推進係
TEL:022-795-5918
Email:nao.kinoshita.a6*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)