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持続可能で強靭な未来のための防災と教育に関する国際ワークショップを開催しました

3月7日、東北大学大学院教育学研究科にて「持続可能で強靭な未来のための防災と教育に関する国際ワークショップ」が開催されました。国内はもとより、東アジアや東南アジアの大学からも53名の参加者がありました。

本ワークショップは、ユネスコをはじめとするアジア太平洋地域の関係者が、災害リスク軽減のための教育を推進するための世界的な取り組みについて理解を深めることを目的とし開催されました。

ワークショップではまず、ユネスコ東アジア地域事務局教育担当のミー?ヨン?チョイ氏が「ユネスコと災害リスク軽減のための教育」と題して基調講演を行いました。ユネスコの災害リスク軽減フレームワークについてだけでなく、ユネスコ北京事務所や世界各地での経験など、貴重なお話をいただきました。

次に、東京大学准教授の小田隆史より、「日本における防災と教育」と題して、日本の高等教育の事例についてご講演いただきました。特に、日本の教員養成に防災の視点をどのように取り入れるかについて、実例を交えて紹介しました。

最後に、参加者はアジア太平洋地域の高等教育における学際的なアプローチによる防災教育構築のための代替案の構築について議論しました。

本ワークショップを通じて参加者たちは、2030年以降のアジア太平洋地域における災害リスク軽減と持続可能な未来のための教育について、貴重な知見を得ることができ、この地域における教育や学習の経験の交流や交換の必要性を改めて感じていました。

ワークショップ参加者で記念撮影

問い合わせ先

教育学研究科国際交流支援室
Email:sed-ie*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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