2025年 | プレスリリース?研究成果
ゲノム?タンパク質?糖鎖を同じ土台に載せて解析 名古屋大学?岐阜大学糖鎖生命コア研究所が東北大学東北メディカル?メガバンク機構と覚書を締結
【本学研究者情報】
〇東北メディカル?メガバンク機構 副機構長 教授 木下 賢吾
東北メディカル?メガバンク機構ウェブサイト
【概要】
名古屋大学?岐阜大学が共同して設置する糖鎖生命コア研究所と東北大学東北メディカル?メガバンク機構の研究協力により、ヒューマングライコームプロジェクト及び東北メディカル?メガバンク計画の推進を図り、生命現象の理解とヒトの健康?医療の向上に貢献することを目的とした包括的な連携に関する覚書を本日締結しました。
【覚書の内容】
ヒューマングライコームプロジェクト(HGA)を代表して東海国立大学機構の名古屋大学?岐阜大学糖鎖生命コア研究所と東北大学東北メディカル?メガバンク機構(ToMMo)とが連携し、ToMMoが収集した生体試料の糖鎖解析をHGAの参画機関が行います。すなわち、ToMMoによって理論的かつ豊富に収集された生体試料について、HGAは新たに包括的かつ詳細な糖鎖データを獲得します。ToMMoとHGAは得られたデータを共同で解釈し、なおかつ解明された糖鎖情報と解析ツールを利用し、限定公開される糖鎖情報と保有する関連データとの統合解析やデータベース運用に関する連携や研究者の交流を行います。

覚書締結の様子
問い合わせ先
東北大学東北メディカル?メガバンク機構
広報戦略室
TEL:022-717-7908
Email:tommo-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
東北大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています