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2024年度東北大学全学教育貢献賞表彰式を開催しました

1月7日、教育?学生総合支援センター内会議室で、2024年度東北大学全学教育貢献賞表彰式を開催しました。

この賞は、本学の全学教育の目的達成のため、教育方法及び教育技術の向上を図り、優れた教育を推進することを目的として、全学教育における授業及びその支援、教育方法及びその支援等について優れた業績を挙げた教職員や、創意工夫に溢れる取り組みにより大きな教育上の成果を挙げた教職員を表彰するために創設したもので、今回で22回目となります。

表彰式では、今年度の受賞者3名に、滝澤 博胤 学務審議会委員長から表彰状と副賞が授与されるとともに、お祝いの言葉が贈られました。

受賞者

学務審議会初修語委員会中国語部会 代表 趙 秀敏 教授

受賞理由:
初修語の中で最も履修者が多い中国語の教育改革を進められました。動画やアプリ、対話を組み合わせた統一的なプログラムを作成することで、高水準での授業の質の均一化と学生の成績向上を実現し、授業アンケートでも高い評価を得ています。部会による組織的かつ協働的な教育実践?教学マネジメントの取り組みとしても有意義です。優れた教育改善の取り組みとして高く評価し、全学教育貢献賞に相応しいと判断しました。

理学研究科 今井 良宗 准教授

受賞理由:
習熟度に差が生じがちな「基礎物理数学」において、内容の理解を十分に図るため、復習用動画や小テスト、シミュレーション動画等の様々な工夫を取り入れています。こうした取り組みは成績や学習意欲の向上といった学修成果に表れており、授業アンケートでも高い評価を得ています。将来的にも重要な手法による優れた教育実践として高く評価し、全学教育貢献賞に相応しいと判断しました。

高度教養教育?学生支援機構 中川 学 准教授

授賞理由:
自校史を題材とした「歴史学」の授業で、ペアワークやクリッカー等の対話型の講義形式やフィールドワークを取り入れ、学生に興味を持たせています。授業アンケートで安定して高い評価を得ていますが、その背景には、相当の工夫と充実した内容があることがうかがえます。優れた教育手法と、東北大学学生としてのアイデンティティ形成に資する授業を継続的に実施している点を共に高く評価し、全学教育貢献賞に相応しいと判断しました。

表彰式での記念撮影

問い合わせ先

教育?学生支援部教務課全学教育企画係
TEL:022-795-7578
Email:kyom-k*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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