2024年 | 東北大学で学びたい方へ
Special Interview ?卒業生?在学生?教職員に聴きました?
学生広報スタッフ 教育学部3年 小滝 真悠
学生広報スタッフがインタビューするこのコーナー、「Special Interview ?卒業生?在学生?教職員に聴きました?」
今回は、学生広報スタッフの小滝真悠(教育学部3年)が取材を受ける側に!!!
この機会に、学生広報スタッフの活動の様子を知っていただけれるとうれしいです。
知名度の向上を実感。継続する情報発信、学生との交流
小滝さんが広報スタッフとして出勤するのは週に2回。公式アカウントのツイート作成、広報スタッフを宣伝するポスター作り、学内でのインタビュー取材と記事の執筆など、幅広い業務に取り組む。
発信内容の作成のため、「普段から現役学生も多くは知らないような情報を探しているし、仙台のことをあまり知らない受験生にも見てもらいたい」と、日ごろから周囲の様子にアンテナを張っている。
学生広報スタッフの公式Xアカウント(@tohoku_univ_GPR)の投稿は毎日5つほど。リアルタイムでの発信を心がけている。「自分たちの投稿がフォロワーの増加につながると、見てもらえているという実感になる」という。
大学の新たな取り組みとして始まった学生広報スタッフは、試行錯誤を重ねて現在まで活動を続けてきた。初期の頃と比べ、イベントやSNSを通じて学生と積極的に交流できるようになった。
小滝さんがこれまでの活動の中で「特に印象に残っている」と話すのは、2023年に日本初の文系女子大生受け入れ100周年を記念して卒業生のアナウンサーと対談した記事「文系女子対談 100年の中の『私たち』」(日本初?女子大生誕生特設サイト)が公開された際のこと。
「記事の公開後、講義で知り合った方やアルバイト先の先輩などに、『対談してましたよね』って言われて。見てもらえているのを感じました」。一度取材をした団体のメンバーからも後日全く別の機会で声をかけてもらうなど、知名度が徐々に伸びてきているのを肌で感じている。
記事で大学の楽しさを伝えたい!
小滝さんが「特に力を入れたい」と話すのが、記事の執筆だ。
「東北大学新聞」を発行する学友会報道部にも所属し、取材?執筆の活動に取り組んでいる小滝さん。その経験を生かすため、広報スタッフとしての業務でも、執筆やデザインなどの制作に積極的に携わる。「大学には研究一本の堅いイメージを持っている人もいるかもしれないけれど、実際にはそれだけではなく、楽しいところなんだということを、実際に東北大に通う学生の目線から記事を書くことで伝えられたら」。記事やSNSの投稿は、大学新聞で執筆する記事よりもフランクな書き方を意識し、学生による発信であることがより読者の学生に伝わるように工夫している。
入学以前からメディアや広報の仕事に興味を持っていた小滝さんには、大学で関連した分野の活動ができる機会があれば、少しでも多く携わってみたいという思いがあった。
報道部を通して広報スタッフの募集を知ったときは、「爆速で(当時の報道部の代表に)連絡した」と話す。現在は広報スタッフと報道部での活動以外にも、自身の暮らす学生寄宿舎でのイベント企画やアルバイトなどと学業を両立する多忙な生活を送る。
「大変なときもあるけれど、一つ一つちゃんとこなせているという実感が得られると楽しい」。多くのタスクを管理することも、モチベーションの維持に一役買っている。
小滝さんが考える東北大の魅力は、全国から集まった学生が多様な学問に取り組んでいるところ。しかし、小滝さん自身が入学したときは、自分の学部以外のことは何も知らなかったそうだ。「私が感じた東北大の面白さを、学内外の多くの方たちと共有したい」。今後はそれぞれの研究室を取材して、記事をシリーズ化しようと目論んでいる。
***
東北大学の魅力を伝えたいと望む小滝さんが、広報スタッフとしてそれを伝えることができる立場にいる。今後の小滝さんの発信からは、新しい東北大の魅力をたくさん知ることができるにちがいない。
広報活動キャラクター「研一」との仕事も、小滝さんが楽しみにしている業務の一つ。イベントに一緒に参加して、研一のサポートを行っている。今年の4月1日には研一が広報スタッフ公式Xを乗っ取り大きな反響を見せたが、研一をそそのかしたのは実は小滝さんだった。「今後も研一と仲良く活動していきたい」と意欲を見せる。
記事:東北大学コミュニティライター 深田 歩(農学部4年)
*東北大学コミュニティライター
東北大学基金?校友事業室の専属ライター。東北大学の同窓生(在校生や卒業生など)の活動を中心に取材をしている。
関連リンク
問い合わせ先
総務企画部広報室
Email: koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)