このたび、文部科学省の2024（令和６）年度「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」に、本学の提案「共創型国際共修を核とする包括的国際化の新展開と社会価値創造（New development of comprehensive internationalization centered on co-creative international collaborative learning and the creation of social value）」が採択されました。

「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」は、文化や言語の異なる学生同士による共修のための体制構築等を通じ、大学の国際化の推進、日本人留学生の派遣、優秀な外国人留学生の受入れ?定着それぞれが相互に作用する好循環の創出を目的として、文部科学省が今年度から開始する事業です。

本学プログラムでは、全学部学生が基礎的な多文化共修リテラシーを身に付けるとともに、本学の強みを活かした様々なステークホルダーとの協働による共創型国際共修の履修を通じて社会課題の解決に必要な汎用的能力を養うための環境整備を推進します。また、国際共修を他の国際プログラムと有機的に連携させることで、国際的モビリティ向上や外国人留学生の日本での活躍の機会を広げる好循環を生み出すことを目指します。

本学は、2009年度に開始された文部科学省の「グローバル30（G30）」事業を皮切りに、「Go Global Japan Project（GGJ?全学推進型）」および「スーパーグローバル大学創成支援（SGU?トップ型）」を含む、３つの主要な国際化推進プロジェクト*に連続して採択されてまいりました。本事業の採択結果により、全学対象としたプログラムで見れば本学はこれら全てのプロジェクトに選ばれた国内唯一の大学となります。

本採択プログラムの推進により、東北大学ビジョン２０３０で掲げる国際共修キャンパスの創造を実現するとともに、包括的国際化の進展と日本の高等教育の新たなモデルとなることが期待されます。

*これまで文部科学省が実施してきた大学の国際化を推進する大型プロジェクト
G30：大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業「グローバル30」（2009年度～2013年度：採択）
GGJ：経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援「Go Global Japan Project」（2012年度～2016年度：タイプA（全学推進型）とタイプB（特色型）で公募され本学はタイプAで採択）
SGU：スーパーグローバル大学創成支援事業「Top Global University Project」（2014年度～2023年度：タイプA（トップ型）とタイプB（グローバル牽引型）で公募され本学はタイプAで採択）

• 詳細｜JSPSウェブサイト

問い合わせ先

教育?学生支援部 留学生課　ソーシャルインパクト事業担当
TEL：022-795-3243
Email: si-adm*grp.tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）