発表のポイント

• 小?中?高校生から若手起業家まで、広く一般に公開する様々な量子関連イベントを開催します。
• 全国最大規模の来訪者が訪れる東北大学オープンキャンパスで、シカゴ大学考案の量子ゲーム体験コーナーを設置します。
• 東京では、量子分野における基礎研究からスタートアップ起業に向けたワークショップ、メンタリングプログラムを開催します。

概要

　2023年に発足したChicago-Tohoku Quantum Alliance^（注1）では、2023年度には東北大学と米国シカゴ大学の研究者?学生が参加する発足記念共同ワークショップを10月に開催し、2月には産学官で量子技術を社会実装し、量子分野のスタートアップの創出を促進するためのシンポジウムを開催しました。

　この度、本アライアンスによる活動の一環として、7月29日（月）から7月30日（火）にかけて、大学院生や若手研究者を対象とした量子技術スタートアップ支援プログラムWorkshop for Quantum Startups Creation in Japanを東京で開催します。7月30日（火）から31日（水）は、小?中?高校生を対象としたオープンキャンパスにおける体験型企画を仙台で連続開催します。

　また、シカゴ大学から来日した学生?研究者が東北大学の研究室を訪問し、今後の交流、共同研究開発の機会を創出します。

　本アライアンスでは、両大学の学生?研究者交流、産業界との共同研究開発等に留まらず、将来の量子技術を担う若者の啓発から、研究結果を社会実装するためのスタートアップ支援まで、日本全体の量子技術の展開を後押しするため、広く一般に門戸を広げた企画を提供します。

【用語解説】

注1．Chicago-Tohoku Quantum Alliance：

東北大学と米国のシカゴ大学は、量子科学分野における共同研究、学生交流、産業界との連携及びスタートアップの促進を目指し、"Chicago-Tohoku Quantum Alliance" を2023年6月に共同で立ち上げました。教員?学生の派遣?受入を促進し、お互いの大学の研究開発インフラへのアクセス、多層的な共同研究室の実現、産業界との共同研究開発?共同教育プログラム、共同でのスタートアップ支援、社会実装を加速することを目的としています。

詳細（プレスリリース本文）

問い合わせ先

（ワークショップに関すること）
東北大学産学連携部スタートアップ創出戦略室
梁川　保一
電話：022-795-5281
Email：sangaku-startup*grp.tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）

（オープンキャンパスに関すること）
東北大学国際連携部国際企画課
国際連携コーディネーションチーム
電話：022-217-6311
Email：kokusai-c*grp.tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）