2022年 | ニュース
令和3年度総長教育賞受賞者について
総長教育賞は、本学の教育理念に基づき、誠意と熱意をもって職務に取り組まれ優れた教育の成果を挙げた教職員を表彰するものです。
本来であれば、学位記授与式において、多くの卒業生?修了生にその功績を紹介するとともに、授与しておりましたが、本年度はコロナ対応ということもあり、3月15日に総長から賞状が授与されました。
受賞者及び受賞理由は以下のとおりです。
■高度教養教育?学生支援機構 特任教授(研究) 岡田 毅
平成30年度からの英語カリキュラム改革において、長年の教育研究活動に基づき、全学教育における英語教育について確固たる理念のもと体系的なカリキュラム確立を進めてきました。改革の方向性を策定する際の理論的支柱であっただけでなく、それを実現する実務的推進力の中心として活躍し続けており、その業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。
左:(ミャンマーの大学での)英語教育に関する講演風景 右:授与風景
■スピントロニクス国際共同大学院(GP-Spin)
東北大学最初の国際共同大学院として、国際共同教育に必要なカリキュラムを外国研究機関?研究者と共同で確立し、後に続く多くの国際共同大学院の先駆けとなり、東北大の大学院教育の国際化に貢献しました。これらの活動は文科省からも非常に高い評価を受け、予算は2018年度から基幹経費化されており、その業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。
左:GP-Spin助教と学生の打ち合わせ風景 右:授与風景
■?もし天?実行委員会
通称「もし天」の名で親しまれる、高校生対象の合宿型天文学者職業体験講座「もしも君が杜の都で天文学者になったら」を2011年度に立ち上げ、2021年度も含め過去11年間継続して開催してきました。この間に本講座を受講した高校生は138人にもなります。「もし天」は、全国の宇宙好きの子供達が高校生になったら参加したいと願う憧れの企画に成長しており、その業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。
左:実習風景(2017年12月に実施された第7回"もし天"班活動の様子) 右:授与風景
- 歯学部教務委員長として、東北大学歯学部を特徴づける授業を立ち上げ、授業改善を継続して進め、学生支援のシステムも構築しました。
- 学務審議会?教育情報評価改善委員会委員長として、学生の授業アンケートの実施と教員へのフィードバックおよび成績評価基準の検討を担当し、また、全学教育FDを企画運営して、全学教育の授業改善に貢献しました。
以上の業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。
左:全学教育FDでの発表の様子 右:授与風景
問い合わせ先
教育?学生支援部教務課
TEL: 022-795-4982