東北大学生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センターでは、令和元年7月18-24日に2名の外国人講師、1名の日本人講師を招いて、国際臨海実習「Shinkishi Hatai International Marine Biology Course 2019」を開催しました。

この国際臨海実習は浅虫臨海実験所（現浅虫海洋生物学教育研究センター）の初代所長であり、生物学の国際コミュニティーの発展に大きく貢献した畑井新喜司博士のように、将来国際的に活躍する人材を育成することを目的とするとともに、平成28年から太平洋学術協会と東北大学と共同で畑井メダル顕彰事業を執り行うことを記念して開催されました。

講師氏名は以下の通りです。

Dr. Reinhardt M?bjerg Kristensen (University of Copenhagen, Denmark)
Dr. Shinta Fujimoto (Asamushi 虎扑电竞 Center for Marine Biology, Tohoku University, Japan)
Dr. Alexander McDougall (Villefranche-sur-mer, France)
Dr. Hiroaki Nakano (Shimoda Marine 虎扑电竞 Center, University of Tsukuba, Japan)

ヨーロッパから1名、東アジアから5名、西アジアから1名、日本から1名の学生が参加し、底生生物の分類学 (Dr. Kristensen, Dr. Fujimoto)、海産無脊椎動物の発生生物学(Dr. McDougall)の基礎コースと発展コースを受講しました。また中野裕昭先生による基調講演「Origin and Evolution of Marine Invertebrate Larvae」が行われました。

参加者たちは陸奥湾を望む美しい風景の下、海産動物を用いた実習に熱心に取り組むと共に、お互いの交流を深めました。

参加者、講師、スタッフの集合写真

ホヤを用いた実験の様子

• 詳細（浅虫海洋生物学教育研究センターウェブサイト）
• 畑井メダル顕彰事業関連ニュース記事（2016年６月付け）

問い合わせ先

生命科学研究科 附属浅虫海洋生物学教育研究センター
美濃川　拓哉（みのかわ　たくや）
TEL：017-752-3394
E-mail：takuya.minokawa.c3*tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください。）