2018年 | 受賞
工学研究科 応用物理学専攻安藤康夫教授、知能デバイス材料学専攻杉本諭教授が第23回日本磁気学会 業績賞を受賞
工学研究科 応用物理学専攻 安藤康夫教授、知能デバイス材料学専攻 杉本諭教授が第23回 平成30年度日本磁気学会の業績賞を受賞しました。業績賞は磁気の学理および応用に関する一連の研究を通して学会の発展に貢献があった人に与えられる賞です。
業績賞は磁気の学理および応用に関する一連の研究を通して学会の発展に貢献があった人に与えられる賞です。
受賞内容
受賞者 : 安藤 康夫 教授
受賞題目: 強磁性トンネル接合の高性能化とスピントロニクスデバイスへの応用
受賞の経緯:独創的な評価技術を世界に先駆けて開発することによりトンネル磁気抵抗効果向上および低抵抗化に大きな貢献を果たしてきたこと、および室温での心磁場のリアルタイム測定、脳磁場の検出に世界で初めて成功するなど医療分野においても多くの業績をあげていることなどから今回の受賞に至りました。
受賞者 : 杉本 諭 教授
受賞題目: 永久磁石材料の高性能化?多機能化に関する研究
受賞の経緯:永久磁石材料分野、特に高性能Fe-Cr-Co系磁石などの合金系磁石、希土類-Fe-B系焼結磁石や希土類-Fe系ボンド磁石、さらにはナノコンポジット磁石などにおいて、材料およびプロセス技術の両面から研究を進め、永久磁石の高性能化に関する先駆的な成果を多数創出しています。また、フェライト磁石や希土類-Fe系磁石を用いて、永久磁石材料の新規応用分野となる電磁波吸収体を開発し、多くの斬新的な研究成果を上げてきています。これらの功績により今回の受賞に至りました。
左:杉本教授、中央、高梨弘毅日本磁気学会会長(金属材料研究所所長)、右:安藤教授
問い合わせ先
工学研究科?工学部 情報広報室
TEL:022-795-5898
E-mail:eng-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください。)