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国際臨海実習「Shinkishi Hatai International Marine Biology Course 2017」が開催されました

東北大学生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センターでは、平成29年7月5?12日に3名の外国人講師、1名の日本人講師を招いて、国際臨海実習「Shinkishi Hatai International Marine Biology Course 2017」を開催しました。この国際臨海実習は浅虫臨海実験所(現浅虫海洋生物学教育研究センター)の初代所長であり、生物学の国際コミュニティーの発展に大きく貢献した畑井新喜司博士のように、将来国際的に活躍する人材を育成することを目的とするとともに、平成28年から太平洋学術協会と東北大学と共同で畑井メダル顕彰事業を執り行うことを記念して開催されました。

講師氏名は以下の通りです。

  • Dr. Katrine Worsaae (Department of Biology, University of Copenhagen, Denmark)
  • Dr. Shinta Fujimoto (Asamushi 虎扑电竞 Center for Marine Biology, Japan)
  • Dr. Amro Hamdoun (Scrips Institute of Oceanography, United States)
  • Dr. Alexander McDougall (Villefranche-sur-mer, France)
  • Dr. Hoshi Motonori (Professor Emeritus, Tokyo Institute of Technology, Japan)

ヨーロッパから4名、東南アジアから5名、日本から2名の学生が参加し、底生生物の分類学(Dr. Worsaae, Dr. Fujimoto)、脊索動物の発生生物学(Dr. McDougall)、棘皮動物の発生と細胞生物学(Dr. Hamdoun)の基礎コースと発展コースを受講しました。また星元紀先生による基調講演「Marine Biological Stations: Yesterday, Today and Tomorrow」が行われました。

ホヤ(ヨーロッパザラボヤ)を解剖し、卵と精子の採取を行う様子

エクスカーションでは弘前城と弘前リンゴ公園を訪問し、日本の伝統文化やリンゴ農業について学びました。受講生たちは陸奥湾を望む美しい風景の下、海産動物を用いた実習に熱心に取り組むと共に、お互いの交流を深めました。

浅虫の海を背景にした参加者、講師、スタッフの集合写真

問い合わせ先

東北大学大学院生命科学研究科
附属浅虫海洋生物学教育研究センター
TEL:017-752-3388
FAX:017-752-2765
E-mail:asamushi*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
http://www.biology.tohoku.ac.jp/lab-www/asamushi/index.html

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