2017年 | プレスリリース?研究成果
宇宙に響く「さえずり」をとらえた!
発表のポイント
- 地球近傍の宇宙空間であるジオスペースにおいて、「コーラス」と呼ばれる電波をとらえることに成功
- コーラスは、地球をドーナツ状に取り巻く放射線帯の形成?消失に深く関わる
- あらせ衛星によって世界最先端の精密観測が行われ、地球周辺の宇宙環境の謎を解明することが期待される
概要
平成28年12月20日に打ち上げられたJAXAジオスペース探査衛星「あらせ」(ERG)(図)の最初の成果として、地球近傍の宇宙空間であるジオスペースにおいて、「コーラス」と呼ばれる電波をとらえることに成功しました。「あらせ」による世界最先端の精密観測により、地球周辺の宇宙環境の謎の解明が期待されます。「あらせ」は東北大学?小野高幸名誉教授らによって開始されたプロジェクトで、東北大学所属の研究者が中心的な役割を果たしています。
図:平成28年12月20日打ち上げ時の写真
問い合わせ先
<研究に関すること>
東北大学大学院理学研究科地球物理専攻
教授 笠羽 康正(かさば やすまさ)
電話:022-795-6734
E-mail:kasaba*pat.gp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えください)
<報道に関すること>
東北大学大学院理学研究科
特任助教 高橋 亮(たかはし りょう)
電話:022?795?5572、022-795-6708
E-mail:sci-pr*mail.sci.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)