2017年 | プレスリリース?研究成果
ウェアラブル端末?IoT向け紫外線(UV)センサを開発~エスアイアイ?セミコンダクタ株式会社と共同で、シリコンを使ったUVセンサ用フォトダイオードの量産化技術を開発~
東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻 須川成利教授?黒田理人准教授の研究グループは、セイコーインスツル株式会社(社長:村上 斉、本社:千葉県千葉市)の子会社で、半導体の製造?販売を行うエスアイアイ?セミコンダクタ株式会社(社長:石合 信正、本社:千葉県千葉市)との共同で、UV-AからUV-Bまでの紫外線領域を検知するシリコンを使った紫外線(UV)センサの量産化技術を開発しました。
紫外光に対して高感度なフォトダイオードと低感度なフォトダイオードの信号差分を取ることにより、フィルターなしで可視光領域をカットすることができます。フィルターがないため透過率の低下を防ぐことができます。また、小型の樹脂パッケージに搭載したことにより、スマートフォンやウェアラブル端末での使用が可能となります。
問い合わせ先
東北大学大学院工学研究科?工学部
情報広報室
TEL:022-795-5898
E-mail:eng-pr*eng.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)