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学際研究重点プログラム<原子内包フラーレンナノバイオトロニクスの創成>第3回公開セミナー(3/30開催)

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名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科准教授の青柳忍先生にご講演いただきます。

日時:2016年3月30日(水)16:00~17:30

会場:理学研究科化学専攻
第4講義室H-23化学系講義棟
(理学部のキャンパスマップ)

申込方法等:
事前申込は不要でどなたでも参加いただけます。

講演概要:
原子内包フラーレンの分子構造および結晶構造について、特にリチウムイオン内包フラーレン(Li+@C60)を中心に解説する。C60に代表されるフラーレンは、球殻状の炭素骨格を持ち、その内部のナノ空間に原子や分子を内包できる。Li+@C60では、軽元素のリチウムが正電荷を持ったイオンとして内包されていることから、内包Li+のC60内でのイオンダイナミクスと電気的な応答特性に興味が持たれる。放射光X線結晶構造解析と誘電率測定の結果、C60内のLi+の 内包状態は、熱的?量子的に極めて高い自由度を持つと同時に、温度や電場などの外場に応答して柔軟に変化することが分かってきた。

問い合わせ先

理学研究科
准教授 權 垠相
TEL:022-795-6752
E-mail:ekwon*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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