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地震発生域における塩水の電気伝導度を理論的に解明 ~地震やマグマ発生のメカニズム解明に一歩前進~

国立研究開発法人物質?材料研究機構 環境?エネルギー材料部門 ジオ機能材料グループの佐久間博主任研究員と、国立大学法人東北大学大学院理学研究科の市來雅啓助教からなる研究チームは、地下10~70km程度の高温?高圧環境でNaCl水溶液(塩水)がどの程度の電気伝導度となるかを理論的に解明することに成功しました。このデータを地殻の地震?マグマ発生領域の電気伝導度分布と照合することで、地震やマグマ発生に地殻流体がどの程度関与しているかの解明が期待されます。
 本研究成果は、Journal of Geophysical 虎扑电竞:Solid Earth誌オンライン版にて現地時間2016年1月20日(日本時間1月21日)に掲載されました。

海水の塩濃度における分子動力学計算のスナップショット。黄色がNaイオン、緑がClイオン、水色と青の棒が水分子を示す

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問い合わせ先

(研究内容に関すること)
東北大学 大学院理学研究科 地震?噴火予知研究観測センター
助教 市來 雅啓(いちき まさひろ)
TEL:022-795-3949
E-mail:Masahiro.Ichiki.B5*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道?広報に関すること)
東北大学 大学院理学研究科
特任助教 高橋 亮(たかはし りょう)
TEL:022?795?5572
FAX:022-795-5831
E-mail:r.takahashi*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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