2015年 | プレスリリース?研究成果
東北大学史料館?東北学院史資料センター連携企画「学都仙台と戦争」-「東北大生の戦争体験」展(9/25~開催)
東北大学史料館?東北学院史資料センターは、戦後70年の節目にあたり、仙台における大学?学生と「戦争」?「平和」について考える機会とすべく、連携企画「学都仙台と戦争」と題し、2015年9月25日より2016年1月29日まで企画展を開催することとなりました。
東北大学史料館では、大学に遺された文書や卒業生から寄贈された数多くの資料、関係者から収集した証言などをもとに、かつての学生たちの戦中?戦後体験を復原紹介する「東北大生の戦争体験」展を開催いたします。
学徒出陣を控えた学生による手記、学徒動員をめぐる大学や学生の考えを記した記録、仙台空襲前後の仙台市内の状況を撮影した写真、学校の枠を超えて取り組まれた戦後の学生組合?同盟の記録など、当時の学生たちの等身大のすがたに迫る数多くの資料を展示しています。
また、連携イベントとして、10月24日に「連携ギャラリートーク」と題して、両施設での展示解説会を実施いたします。
両大学の展示をあわせてご覧いただくことで、大学?学生という視点からあらためて仙台における戦争の記録?記憶をご紹介できると考えております。
東北大学史料館 平成27年度企画展「東北大生の戦争体験」
期間:2015年9月25日(金)~2016年1月29日(金)(時間:10:00~17:00)
※期間中9月26日(土)~11月1日(日)の土曜日曜日も開館(時間:10:00~16:30)
会場:史料館企画展示室(第1?第2企画展示室)
主な内容?展示資料
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- 「銃後」の学生たち
- 「出陣」する学生たち
- 学徒動員の実像
- 仙台空襲
- 学生たちの「戦後」(学生文化?スポーツの再開/学生たちの生活事情/教室?教育の再建/在外同胞救出仙台学生同盟/学生新聞に見る戦後の学生生活)
- 東北大生の戦争体験
展示予定資料 約70点
※主な展示資料
出陣を控えた学生の手記/仮卒業証書/仙台での出陣学徒壮行式関係資料/勤労動員に関する教授の意見書/学徒動員の日誌/空襲前後の仙台市内/終戦直後の学生生活関係資料/在外同胞救出仙台学生同盟/「学徒出陣」体験者による卒業式答辞 ほか
イベント
連携ギャラリートーク「学都仙台と戦争」
10月24日(土)13:00~ 東北大学史料館
14:30~ 東北学院史資料センター
問い合わせ先
東北大学史料館
担当 永田英明/曽根原理
電話 022-217-5040
E-mail desk-tua*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)