2014年 | プレスリリース?研究成果
災害科学国際研究所と富士通が波源からの伝播過程を反映した三次元津波シミュレーター開発に成功
東北大学災害科学国際研究所は富士通と共同で、津波が市街地や河川を遡上する様子を精緻に再現できる、三次元津波シミュレーターを開発しました。
この研究は、今村文彦教授(災害科学国際研究所所長)の開発による、波源から沿岸部までの広域の津波の到達時刻や波高の計算に広く活用されている?次元シミュレーション技術と、富士通の三次元流体シミュレーション技術の融合により、沿岸の地形や市街地の建造物によって津波が複雑に変化しながら市街地や河川を遡上する様子を、より正確に再現することが可能となりました。
この成果は、仙台で開催された数値科学計算関連の国際学会(COMPSAFE2014)で発表されました。
- 詳細(富士通プレスリリース)
東北大学 災害科学国際研究所と共同で、波源からの伝播過程を反映した三次元津波シミュレーター開発に成功 - 災害科学国際研究所ウェブサイト
- COMPSAFE2014(防災?環境に関する数値科学技術に関する国際会議)
問い合わせ先
災害科学国際研究所 総務係
TEL:022-795-4894