2013年 | プレスリリース
細胞から細菌を排除するための鍵分子を発見
東北大学大学院生命科学研究科の有本博一教授は、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の中川一路教授、東北大学大学院医学系研究科の赤池孝章教授と協力し、シグナル伝達分子:8-ニトロサイクリックGMPが、細胞内からの細菌排除を促進する鍵分子であることを見出しました。
この成果は、細菌感染症の新たな治療法の可能性を拓くもので、さらに「異物」の蓄積が引き金となる他の疾患の治療にも役立つと期待されます。
本研究成果は、米国の科学雑誌「Molecular Cell(モレキュラーセル)」の11月21日(米国東部時間)付オンライン版に掲載されました。
問い合わせ先
東北大学 大学院生命科学研究科 分子情報化学分野
教授 有本 博一
電話番号:022-217-6201
Fax:022-217-6204
E-メール:arimoto*biochem.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)