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東日本大震災による健常人の外傷性ストレス障害(PTSD)と脳萎縮の関連を解明

 東日本大震災発災前にMRIを用いて脳画像計測を行っていた仙台在住の健康な大学生に協力していただき、震災後に脳画像計測を再び行い、震災前後の脳画像と震災後の外傷後ストレス障害(PTSD)症状を評価したところ、①震災前から前帯状皮質の脳体積が減少している学生がPTSD症状を生じていること、②PTSD症状が強いほど眼窩前頭皮質の脳体積が減少すること、を世界で初めて明らかにしました。

 本成果はPTSDの発症機序の解明につながり、PTSDの早期発見、予防の一助になると期待されます。

 

 本研究結果は、5月22日付でMolecular Psychiatry誌電子版に掲載されます。

 

 

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[問い合わせ先]

東北大学加齢医学研究所
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1
TEL:022-717-7988 FAX:022-717-7988
脳機能開発研究分野 関口 敦
E-mail: fbi*idac.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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