2011年 | プレスリリース
酸化物分散強化型鋼中のナノ酸化物の構造観察に成功 ~優れた高温強度および耐中性子照射性の解明へ~
東北大学原子分子材料科学高等研究機構の平田 秋彦 助教、陳 明偉 教授らの研究グループは、球面収差補正装置を搭載した走査型透過電子顕微鏡を用いることで、酸化物分散強化型鋼(ODS(Oxide dispersed strengthen)鋼)中に存在するナノ酸化物の構造的特徴を明らかにすることに成功しました。これはODS 鋼が示す優れた高温強度と耐中性子照射性などの諸物性を理解する上で重要な成果です。
本研究成果は平成23 年10 月23 日(英国時間)発行の英国科学雑誌「Nature Materials」のオンライン速報版に掲載されます。
<お問い合わせ先>
平田 秋彦(ヒラタ アキヒコ)
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 助教
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
Tel: 022-217-5959 Fax: 022-217-5955
E-mail: hirata*wpi-aimr.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)
陳 明偉(チェン ミンウェイ)
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 教授
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
Tel: 022-217-5992 Fax: 022-217-5955
E-mail: mwchen*wpi-aimr.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)