2011年 | プレスリリース
超精密3D原子像を可視化できる新たな電子顕微鏡技術の開発に成功 -材料解析技術に新展開-
東北大学金属材料研究所の林 好一 准教授らは、電子線を物質に照射することによって、3D原子像を可視化できる「逆X線光電子ホログラフィー」を提唱し、その技術を確立しました。
本手法は原子番号の小さい元素の微細な揺らぎまでも再現できるため、今後の科学社会を担うエネルギー材料や代替希少元素の探索などに対して、重要な知見を提供できる技術となり、また、構造解析の分野に新しい展開をもたらす革新的な技術といえます。
本研究は、東北大学金属材料研究所の林 好一 准教授と株式会社堀場製作所の上坂 彰朗 氏、新井 重俊 氏、財団法人高輝度光科学研究センターの松下 智裕 博士との共同で行われました。
<お問い合せ先>
<研究に関すること>
林 好一(ハヤシ コウイチ)
東北大学金属材料研究所 准教授
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
Tel:022-215-2078 Fax:022-215-2076
E-mail:khayashi*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)
<報道担当>
東北大学金属材料研究所 総務課 庶務係
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
Tel:022-215-2181 Fax:022-215-2184
E-mail:imr-som[*]imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)