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医学系研究科 地域保健支援センターを設置しました。

 東北大学大学院医学系研究科は、東日本大震災で被害を受けた宮城県内の各地域における保健衛生システムの復興に向けた支援を行うため、本研究科内に地域保健支援センターを5月1日に設置いたしました。

 東日本大震災の発生直後から、東北大学大学院医学系研究科は被災者の生命と健康を守るために被災地に対する緊急医療支援を行ってきました。

 一方、大震災から1 カ月余が経過して、被災者の保健医療ニーズも大きく変わってきました。震災直後には救急医療を中心としたニーズが主要なものでしたが、これからは中長期的な視点から被災地域全体の住民の健康を守っていくことが重要な課題となっています。

 しかし被災地域では、これまで地域の健康を担っていた保健衛生システムそのものが壊滅的な被害を受けており、十分な機能を発揮できないところも少なくありません。被災地の保健衛生システムをできるだけ早く復興させることは、生き残った被災者の生命と健康を守るうえで、そして被災地域の復興を進めるうえで、絶対に欠かせないことであります。

 そこで今回の震災で最も甚大な被害を受けた宮城県にある東北大学大学院医学系研究科はその総力を結集して、被災地における保健衛生システムの復興に向けた支援を行うことを目的として、地域保健支援センターを設置いたしました。

 

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お問い合わせ

980-8575 仙台市青葉区星陵町2-1

東北大学大学院医学系研究科(公衆衛生学分野内)地域保健支援センター

電話:022-717-8123

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