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筋肉細胞の活発な収縮運動を長期維持可能なゲルシート培養系の 構築に成功

東北大学大学院工学研究科の西澤松彦 教授,長峯邦明 助教らの研究グループは,医工学研究科の神崎展 准教授と共同で,向きを揃えて培養した筋肉の細胞をゲルシートに移し取る技術を開発し,電気刺激に伴う筋肉細胞の収縮運動を1週間以上の長期に渡り維持することに成功しました。筋肉細胞に対する運動負荷は,電気刺激の強さや周波数により自在にコントロールできます。この成果は,世界中で拡大傾向にある2型糖尿病注1)に有効な運動治療(筋肉のインスリン依存的な血糖取り込みを改善すると言われている)のメカニズム研究,さらに2型糖尿病の治療薬開発への応用が期待できます。本研究はJST戦略的創造研究推進事業(CREST)の一環であり,成果は2009年12月14日に生命工学分野の学術誌「Biotechnology and Bioengineering」にオンライン掲載されます。

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