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超伝導材料開発への新たなる道-絶縁体の超伝導転移温度を40倍に上昇- (金属材料研究所 岩佐義宏教授)

東北大学金属材料研究所の岩佐義宏教授は、材料に電圧をかけて超伝導注1)化する手法を改善し、超伝導転移温度を0.4K(ケルビン)から15K まで40 倍近く上昇させることに成功しました。電圧をかけて超伝導を起こさせる方法は、従来の化学的方法とは全く異なるもので、昨年、同研究グループによって発明されたものです。今回は、電圧をかける材料を改善し、特性の大幅向上に成功したもので、電圧による超伝導化という手法が広範な材料に適用できるものであることが明確に示され、超伝導材料の開発に新たな道が開かれました。

プレスリリース本文(PDF)
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