岩田生、井上昭雄ら国立天文台、大阪産業大、フランス、そして東北大などからなる研究グループは、すばる望遠鏡を用いて、約120億年前の多数の銀 河から、水素原子をイオン化する強い紫外線 (イオン化光) の検出に成功しました。これは、宇宙誕生から約10億年後に起きたと考えられる、謎に包まれた、「宇宙暗黒時代の終わり」=「宇宙再イオン化」という現象 の解明に向けた重要な一歩と言えます。
図(左)検出された遠方銀河のイオン化光 (右)すばる望遠鏡
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ニュートリノ科学研究センター 林野友紀准教授
天文学専攻 秋山正幸准教授