文学?芸術
2019年12月6日 第62回リベラルアーツサロン
2019年12月6日 第62回リベラルアーツサロン
『源氏物語』はどう読まれてきたか―「古典」とは何かを考える―
講師:佐藤 勢紀子 東北大学高度教養教育?学生支援機構 教授
プロフィール
仙台市出身。1955年1月12生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門分野は日本思想史、平安文学、日本語教育。主な研究テーマは『源氏物語』の仏教思想、論文作成指導法、文語文Web教材の開発。留学生に日本語や日本文化を教えるかたわら、大学院で『源氏物語』の講義を担当。また、日本人学生と留学生が共に学ぶ「国際共修ゼミ」の世話役を務めている。(一財)東北多文化アカデミー理事。趣味は、チェロ、旅行、スポーツ観戦。
開催情報
開催日:2019年12月6日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク1階 オープンスクエア
概要
『源氏物語』の評価はどの時代にも奇妙に分裂しています。最高傑作と称賛する人々がいる一方で、強く批判する人々もいます。『源氏物語』評価の歴史をふまえ、何がこの物語を「古典」に押し上げたのか、優れた「古典」とはどういうものなのかを考えます。
当日の様子